ハローワーク焼津は、静岡労働局に属する就職支援の機関です。静岡県中部に位置する焼津市にあり、焼津市と藤枝市を管轄しています。そして、職業相談、職業紹介、求人情報検索、職業訓練、就職セミナー、雇用保険業務、失業給付、助成金の支給などを行っています。
【管轄区域】焼津市、藤枝市
●焼津市
静岡県中部の駿河湾に面した港町。遠洋漁業の拠点として有名で、マグロ・カツオの水揚げ量が日本でもトップクラスです。水産加工業が盛んで、新鮮な海の幸が魅力です。
●藤枝市
静岡県中部にある都市。茶畑や田園が広がる一方で、製造業も発達しています。サッカーの町としても知られ、スポーツ関連の施設やイベントが盛んです。
●水産業・食品加工業
焼津市は、日本有数の遠洋漁業基地である焼津漁港を擁し、カツオやマグロの水揚げで有名です。漁業、水産物の加工、流通、冷凍倉庫関連の求人が豊富です。
●製造業
藤枝市には複数の工業団地があり、電子機器、輸送用機器、医薬品などの製造業が盛んです。焼津市にも工場があり、工場での製造ライン作業員や技術者などの求人があります。
●農業
藤枝市は、お茶や野菜などの栽培が盛んで、農業関連の求人もあります。
●商業・サービス業
地域の生活を支える小売、飲食、医療、介護など、幅広い職種の求人が安定してあります。
【住所】〒425-0028 静岡県焼津市駅北1丁目6-22
【電話番号】054-628-5155(自動音声案内)
【担当業務】 ※各施設により時間や曜日が設定されています。事前にご確認ください。
●一般的な公共職業安定所の主要業務を取り扱っています。
●職業相談・職業紹介
●求人受付(事業主向け)
●雇用保険関連業務(失業給付の受給手続き、適用手続きなど)
【営業時間】平日 8時30分~17時15分
【休業日】毎週土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(通常12月29日~1月3日)
【アクセス】
●JR東海道本線「焼津」駅下車、北口から徒歩2分
【関連施設・関連窓口】
ハローワークプラザ藤枝
ハローワーク清水
ハローワーク静岡
ハローワーク静岡マザーズコーナー
ハローワークプラザ静岡
静岡地域若者サポートステーション
藤枝サテライト
しずおかジョブステーション中部
ハローワーク(公共職業安定所)は、国(厚生労働省)が運営する、国民の「仕事」と「雇用」に関する総合的なサービスを提供する行政機関です。
就職を希望するすべての人(求職者)に対して、仕事探しから就職、そしてその後の定着までをサポートします。
| 求人情報の提供 | 全国各地の求人情報を無料で閲覧・検索できます。特に地元の中小企業の求人が豊富なのが特徴です。 |
| 職業相談・紹介 | 専門の職員が、求職者のスキルや経験、希望などを踏まえて、適性に合った求人を紹介します。 |
| 応募支援 | 応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方指導や添削、模擬面接、面接対策などを行います。 |
| 就職支援セミナー | ビジネスマナー、PCスキル、自己PRの方法など、就職活動に役立つ各種セミナーを開催します。 |
| 職業訓練のあっせん | スキルアップやキャリアチェンジを目指す人に対し、ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の情報提供や受講あっせんを行います。 |
| 専門的な支援 | 若者(わかものハローワーク)、新卒者(新卒応援ハローワーク)、高齢者(生涯現役支援窓口)、障害者、子育て中の女性など、特定の対象者に特化した専門窓口での支援も行います。 |
失業した方や、育児・介護などで休業する方の生活と再就職を支える公的保険制度に関する手続きを行います。
| 失業等給付の手続き | 雇用保険の基本手当(いわゆる失業保険)の受給資格の決定、失業の認定、給付金の支給などを行います。 |
| 各種給付金の手続き | 育児休業給付金、介護休業給付金、教育訓練給付金など、在職中または休業中の労働者向けの各種給付金の手続きを行います。 |
| 事業主の手続き | 企業(事業主)からの雇用保険の適用や被保険者の資格取得・喪失などの手続きを受け付けます。 |
企業の安定した雇用維持と、労働環境の改善に向けた支援も行っています。
| 求人受付 | 企業からの求人を無料で受け付け、ハローワークインターネットサービスなどで公開します。 |
| 各種助成金の手続き | 雇用調整助成金、特定求職者雇用開発助成金、キャリアアップ助成金など、雇用や人材育成に関する各種助成金制度の相談・申請手続きを受け付けます。 |
| 雇用管理の指導 | 労働関係法令(男女雇用機会均等法など)の周知や、企業の雇用管理に関する改善指導を行います。 |
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
※職業相談や求人案件の検索は、お住まいの地域以外のハローワークでもできます。よく行く地域のハローワークもチェックしましょう。
夫婦で励まし合い、1年かけて希望する職種に転職!
(大阪府羽曳野市 K.Mさん)
私は結婚後7年間、主人の親戚が営んでいる工務店で一般事務の仕事をしていました。しかし、引越しを機に夫婦ともに転職をすることを決めて、共働きで頑張っていこうということになったのです。
そのとき私は35歳でしたが、以前にやっていた販売の仕事につきたいと思いました。事務よりも販売の方が、性格的に向いていると思ったからです。しかし、現実は厳しく、新聞の求人チラシや、タウンワーク、フロムエーなど、転職関連のサイトをチェックして、月に2件ほどのペースで面接に行っても、半年間ずっと不採用でした。
私もそうですが、主人も正社員の仕事が見つからず、ハローワークに何度も通いました。しかし、通勤に時間がかかったり、交通費が出ないなど、なかなか良い条件の職場が見つかりませんでした。貯金を切り崩し、励まし合いながら頑張りました。
夫婦ともに無職のまま1年を経過する頃、ようやく主人の派遣アルバイトが決まりました。それでも、家のローンを支払って、食費を捻出するので精一杯の給与です。貯金に頼るしかない日々が、まだ続きました。
「早く私がパートに就かないといけない」と焦れば焦るほど、精神的に辛くなりました。「事務の仕事の方が、早く就職先が決まるのではないか」と何度も思いました。
ただ、35歳からの転職にあせりは禁物です。不採用になるたびに落ち込みましたが、「今踏ん張らないと、もう希望の仕事に就けない」と自分を励ましました。安定した収入を確保するためには、長く勤められる会社を見つけなくてはなりません。条件だけを見てあせって選んでも、続けられなければ、また振り出しに戻ってしまいます。
年配ではないけれど若くもない中途半端な年齢のハードルを感じながら、履歴書の備考の欄に自分の思いをしっかり書き、面接ではできるだけ愛想よく、転職への熱意が面接官に伝わるように語りました。それが功を成したのか、婦人服の販売の仕事に就くができました。「あきらめることなく頑張ってよかった」と思っています。