ハローワークサロンほんまち
ハローワークサロンほんまちは、利便性アップのために設置されたハローワーク和歌山のサテライト館です。どの地域の方も自由に仕事探しにご利用できます。失業給付等に関しましては、お住まいの地域の管轄ハローワークをご利用ください。
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派遣から年齢制限を超えて、空港のカウンター要員に採用！
（鹿児島県霧島市 K.Oさん）
私は高校卒業後、銀行に就職しました。別に銀行員になりたかったわけでもなく、ただなんとなく「安定しているから」くらいの就職でした。しかし、人間関係や仕事内容があまり好きではなく、2年ほどで退職して3ケ月間無職でした。銀行ほど安定した職場に中途入社するのは難しく、「上司も優しく接してくれていたんだな」と辞めてから気づいて、少し後悔しました。
しかし、辞めてしまったものは仕方ありません。何社か面接を受け合格したところもありましたが、「なんか違うな」と思って断り、結局、派遣会社に登録して1年間ほど働きました。「派遣社員は自分自身をダイレクトに評価してもらえるのでいいかも」と考えていましたが、その職場ではほとんどみんなその会社の社員で、派遣社員は自分ひとりだったので、寂しくなってきてしまいました。自分だけ仲間ではないような気がしてしまったのです。そのため「やっぱり正社員で働きたい」と思うようになり、転職することにしました。
ハローワークに通っているうちに、空港のカウンターの仕事の求人に出会いました。年齢制限は超えていたのですが、応募してみると運よく採用されました。仕事は発券業務やチェックイン、荷物の引き渡しなどさまざまでした。毎日たくさんの人が行きかう場所なので、自分もなんだか広い世界にいるような感じがして、ワクワクして楽しかったです。
ただし、地方都市の空港は地元の交通会社などに委託されているため、お給料はかなり少ないですし、女性が多い職場なのでいろいろと問題もあります。ハイヒールで重い荷物を持って走るようなこともよくあります。そのため同期のみんなは「早く辞めたい」と言っていました。私自身は仕事が合っていたのか、「一生ここで働きたい」と思っていましたが、結局、結婚して退職しました。
今でも、行き当たりばったりでもいいので、興味のある仕事にはチャレンジしてみることが1番だと思っています。
