ハローワーク前橋マザーズコーナーは、仕事と子育ての両立をサポートするためのコーナーです。ハローワーク前橋の中にあります。キッズコーナー、ベビーベッドなどが備えられており、子ども連れでも安心して利用できます。マザーズハローワークでは予約が必要な場合がありますので、お電話をしてから訪問してください。
【住所】〒379-0584 群馬県前橋市大渡町2-3-15
ジョブセンター前橋内
電話:027-256-9321(代)
【営業時間】 月〜金 9:00〜17:00
※土日祝、年末年始(12月29日~1月3日)は休み
【アクセス】
●JR上越線「新前橋」駅下車、徒歩22分
【関連施設・関連窓口】
ハローワーク前橋
ぐんま新卒応援ハローワーク
ハローワークは、職業安定法に基づき、現在の厚生労働省にあたる労働省によって設置された機関です。公共に役立つために無料で運営され、職業紹介や就職指導、失業給付などを行っています。その中でもマザーズハローワーク・マザーズコーナーでは、仕事と子育ての両立をめざす方の就職サポートに対してとくに力を入れ、その生活の安定を図りつつ、再就職をサポートしています。近年では人口減による労働力の低下、ひいては国力の低下が心配され、国を挙げて女性の就職・再就職をサポートしています。
マザーズハローワークは子育てしている方のための専門組織です。比較的人口の多い地域にある大きなハローワークの建物内に設置されていることが多く、まれに別な建物内に専門フロアがあります。一方、マザーズコーナーは一般ハローワークの一部にコーナーがあります。簡単に言えば、マザーズハローワークの方が大規模で、設備もより充実し、人員も多くなっています。
子育て中であることがポイントで、実は男性でも利用できます。仕事と子育ての両立に悩んでいる男性は、恥ずかしがらずに相談してください。
もちろん利用できます。ただし、マザーズハローワーク・マザーズコーナーがある場合は、利用した方がいろいろと楽です。
子育て中の方に特化して失業の予防対策を行い、失業した人や失業が決定している人に対しては再就職のサポートを行っています。
赤ちゃんや幼児を連れた方は、一般の相談者に気兼ねすることがよくあるため、専門ブースをつくることで利用しやすくしてあります。ベビーカーを停める余裕もあります。また、おもちゃや絵本を置いたキッズコーナーを設置するなど、小さな子ども連れでも来所しやすいようにしてあります。保育士などがいて、就職案件の検索や就職相談の間、子どもを見ていてもらえるところもあります。ベビーベッドと授乳室については、設置されているところといないところがあります。
子育て中ということで、就職に際しては特有のハードルができてしまいます。そのため子育てに理解のある担当者がついて、しっかりとサポートしています。 ただし、就職が難しいのは、どの人も同じです。中高年の男性より20代~30代の子育て中の女性の方がずっとたくさん仕事はありますから、気持ちを明るく持って、仕事探しをすることが大切です。
一般のハローワークと同様、雇用情報の提供、および職業転換給付金の運用を行います。子育て中ということで、一般の求職者と異なる案件が紹介されるわけではありません(差別も一切ありません)。ただし、担当者としても、子育て中の方に理解があり、子どもの病気や運動会などの際に休みを取りやすいと思われる職場を選ぶ傾向はあります。
なお、被災などにより失業して就職が困難なため、ハローワークを利用して広域に渡る求職活動を行う場合や、就職または公共職業訓練を受講するために住所を移転する場合には、ハローワークはその費用の一部を支給します。
また、職業訓練期間中は、訓練手当が支給されます。その点では、マザーズハローワーク・マザーズコーナーも何ら変わりはありません。
一般のハローワークと同様、失業した人が生活の心配をせずに新しい仕事を探せるよう、失業等給付を支給しています。通常の失業給付にあたる基本手当の給付日数は、離職した日の年齢や雇用保険の被保険者であった期間、離職の理由などにより、90日~360日の間で決定されます。
勤め先の倒産や解雇等によって離職を余儀なくされた失業者については特定受給資格者と見なし、一般の離職者に比べ、手厚い給付日数とする場合もあります。
さまざまな手続きがマザーズハローワーク・マザーズコーナーで済ませられるか、あるいは一般求職者と同じブースで行うかは、ハローワークそれぞれの都合によります。
障害者の方に対しては、一般の求職者と同様、特定求職者雇用開発助成金などを支給しています。その他、障害者の雇用を促進するためのサポートを行っています。
マザーズハローワーク・マザーズコーナーでは、より親身なサポートを行うため、人に電話で予約するシステムをとっているところがかなり多くあります。もちろん予約なしで行っても相談に乗ってもらうことはできますが、スタッフがほかの相談者にかかり切りになっていて待たされる場合もありますから、一応電話した方が無難です。ただし、とくに予約を必要としないところもあります。それぞれのハローワークの方式に合わせてください。
ハローワークの求人情報は、世の中にある求人情報の一部に過ぎません。さまざまなメディアの求人情報も、あわせて利用しましょう。別のメディアで就職できた場合、担当者に報告しましょう。きっと喜んでもらえます。また、万一その職場でうまく行かず、再び就職活動をすることになった場合、再度のサポートをお願いしやすくなります。
子育て中の女性の就職は、かなり難しいのが実情です。それでも看護や介護、教育などの資格や技能があれば、比較的早期に仕事は見つかります。ハローワークに頼りきりにならず、自助努力も大切。できるだけ資格を取得してください。
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※職業相談や求人案件の検索は、お住まいの地域以外のハローワークでもできます。よく行く地域のハローワークもチェックしましょう。
マザーズサロンの職員さんの親身な支えで、仕事探しに成功!
(栃木県宇都宮市 K.Mさん)
私は仕事探しで2回、ハローワークのマザーズサロンを利用しました。最初の時は子供がひとりで、保育園の年中組だったころです。すでに保育園に行っていたため、子連れでの利用はなかったのですが、「子供を持つ人に向いていて、条件のよい仕事が探しやすい」と聞いて行ってみました。
ハローワークの片隅がマザーズサロンのスペースですが、ちゃんと仕切りがあり、小さな子供が外に出てしまう心配はありません。遊べるスペースも絵本やおもちゃも用意されており、授乳スペースもありました。予約をすれば待たずにすむので、子連れで行くときにはとても便利です。
その時は土曜日、日曜日、祝日が休みで残業がないという条件でパートを探して、最初に面接に行ったところで内定を受け取りました、しかし、ハローワークで案内されていた仕事内容と違うところが多く、問い合わせたら内定を取り消されました。とてもがっかりして落ち込み、マザーズサロンで相談したら、「悪質な会社だと報告する」とか、「悪いのは、あなたじゃないから」と励ましてくれて、違う仕事を探してくれました。親身になって相談に乗っていただき、とても嬉しかったです。
その後、条件に会う仕事が見つかり、面接に行って、無事に仕事につくことができました。そちらで3年ほど仕事をして、出産をきっかけに退職しました。「子育てがひと段落したら戻ってきなさい」と言っていただける暖かい職場だったのですが、収入がもう少し必要になったため、また就職活動をすることにしたのです。
今度は2歳の子供を連れての就職活動で、パートではなく、社員での仕事を希望しました。しかし、今まで接客のアルバイト程度の経験しかなく、資格もありません。そんなときに心強かったのがハローワークのセミナーです。パソコンのスキルアップや面接の指導などがあり、保育士の方が子供の面倒を見てくださるので、安心してセミナーに集中することができました。また、相談員の方には履歴書の書き方から、履歴書の写真の撮り方、面接の服装までいろいろ丁寧に教えていただき、不安が和らぎました。
おかげさまで今は土曜日、日曜日、祝日はお休みで、残業はあまりない事務職の正社員として働いています。子育てしてから「いざ仕事社会に復帰!」となると不安なものですが、マザーズでは丁寧につき合ってくださいます。ぜひ、一度利用してみるといいと思います。