ハローワーク加賀は石川労働局に属する就労支援の機関です。加賀市を管轄して、職業相談、職業紹介、雇用保険業務、失業給付などを行っています。最寄り駅はJR「大聖寺駅」です。若い方はジョブカフェ石川:加賀サテライトも、ご利用ください。
【管轄区域】加賀市
加賀市は、石川県の最南端に位置し、加賀温泉郷(山代・山中・片山津)を有する温泉と観光のまちです。豊かな自然に恵まれ、九谷焼(くたにやき)や山中漆器(やまなかしっき)といった伝統工芸が盛んな地域です。日本海に面し、海と山の幸に恵まれています。
●観光業・サービス業
加賀市の経済を支える最大の柱です。温泉旅館やホテルでのフロント、仲居、客室係、調理師、清掃スタッフ。温泉街の飲食店やカフェでのホール・キッチンスタッフ。伝統工芸品や特産品を扱う土産物店での販売スタッフ。観光客の動向に左右される傾向がありますが、年間を通じて求人が豊富です。おもてなしの心や接客スキルが活かせる仕事が多く見られます。
●伝統工芸
加賀友禅や九谷焼、山中漆器など、長い歴史を持つ伝統工芸が盛んです。窯元や工房での製造、絵付け、販売スタッフなどの求人があります。
●製造業
電子部品や機械部品などの製造業も一部見られます。農業や漁業も行われており、関連する求人もあります。
【住所】〒922-8609 加賀市大聖寺菅生イ78-3
【電話番号】0761-72-8609(代表)
【担当業務】 ※各施設により時間や曜日が設定されています。事前にご確認ください。
●一般的な公共職業安定所の主要業務を取り扱っています。
●職業相談・職業紹介
●求人受付(事業主向け)
●雇用保険関連業務(失業給付の受給手続き、適用手続きなど)
【営業時間】平日 8時30分~17時15分
【休業日】毎週土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(通常12月29日~1月3日)
【アクセス】
● IRいしかわ鉄道「大聖寺」駅下車、徒歩7分
【関連施設・関連窓口】
ハローワーク金沢
金沢新卒応援ハローワーク・ヤングハローワーク金沢
マザーズハローワーク金沢
しごとプラザ金沢
ハローワーク津幡
ハローワーク小松
ジョブカフェ石川:金沢センター
若者サポートステーション石川
ハローワーク(公共職業安定所)は、国(厚生労働省)が運営する、国民の「仕事」と「雇用」に関する総合的なサービスを提供する行政機関です。
就職を希望するすべての人(求職者)に対して、仕事探しから就職、そしてその後の定着までをサポートします。
| 求人情報の提供 | 全国各地の求人情報を無料で閲覧・検索できます。特に地元の中小企業の求人が豊富なのが特徴です。 |
| 職業相談・紹介 | 専門の職員が、求職者のスキルや経験、希望などを踏まえて、適性に合った求人を紹介します。 |
| 応募支援 | 応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方指導や添削、模擬面接、面接対策などを行います。 |
| 就職支援セミナー | ビジネスマナー、PCスキル、自己PRの方法など、就職活動に役立つ各種セミナーを開催します。 |
| 職業訓練のあっせん | スキルアップやキャリアチェンジを目指す人に対し、ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の情報提供や受講あっせんを行います。 |
| 専門的な支援 | 若者(わかものハローワーク)、新卒者(新卒応援ハローワーク)、高齢者(生涯現役支援窓口)、障害者、子育て中の女性など、特定の対象者に特化した専門窓口での支援も行います。 |
失業した方や、育児・介護などで休業する方の生活と再就職を支える公的保険制度に関する手続きを行います。
| 失業等給付の手続き | 雇用保険の基本手当(いわゆる失業保険)の受給資格の決定、失業の認定、給付金の支給などを行います。 |
| 各種給付金の手続き | 育児休業給付金、介護休業給付金、教育訓練給付金など、在職中または休業中の労働者向けの各種給付金の手続きを行います。 |
| 事業主の手続き | 企業(事業主)からの雇用保険の適用や被保険者の資格取得・喪失などの手続きを受け付けます。 |
企業の安定した雇用維持と、労働環境の改善に向けた支援も行っています。
| 求人受付 | 企業からの求人を無料で受け付け、ハローワークインターネットサービスなどで公開します。 |
| 各種助成金の手続き | 雇用調整助成金、特定求職者雇用開発助成金、キャリアアップ助成金など、雇用や人材育成に関する各種助成金制度の相談・申請手続きを受け付けます。 |
| 雇用管理の指導 | 労働関係法令(男女雇用機会均等法など)の周知や、企業の雇用管理に関する改善指導を行います。 |
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※職業相談や求人案件の検索は、お住まいの地域以外のハローワークでもできます。よく行く地域のハローワークもチェックしましょう。
東京から妻の実家のある長野に移って、転職に成功!
(長野県長野市 S.Tさん)
私は東京都内で営業職をしていました。それなりに収入はあったのですが、派遣社員だったため、義父から「この先どうするんだ」と会うたびに言われていました。ちょうど子供が出来たので、しっかり後に足をつけた仕事に就こうと考え、転職に踏み切りました。
私は以前から経理の仕事に興味がありました。体力に自信がなく、外回り営業をつらく感じていたので、経理の仕事をめざして転職活動を開始しました。その際、仕事をしながら次の仕事を探すのではなく、退職して失業保険をもらいながら、次の仕事を探す方法をとりました。そして、池袋のハローワークに通いました。失業保険の受給期間は半年。もらえるようになるまで3ヶ月間かかりましたが、この間は貯蓄を切り崩して何とか生活しました。
前の職場の先輩から「転職するなら35歳まで」とよく聞かされていましたので、「28歳の自分なら、次の仕事を見つけられるだろう」と思っていたのが甘かったです。経理職を中途採用する企業のほとんどは、経験者を求めています。経理未経験の28歳男なんか、面接すらしてくれません。そこで、まず簿記2級を取得することに決めました。3ヶ月、市販のテキストで勉強し、簿記2級を履歴書に書き込んで、再度就職活動です。都合80社ほどに断られました。途中、採用された会社もありましたが、どれも「営業をやってくれ」という話だったので、お断りしました。
しかし、失業保険受給期間の6ヶ月が経過しそうになり、それほど蓄えがあるわけではないので、夫婦で話し合い、妻の実家の長野県で就職活動をすることに決めました。そして、長野のハローワークで就職活動を再開です。2社目で会計事務所に採用が決まりました。そこの所長さんは「誰でも最初は未経験だから、これから経験を積んで事務所の発展に力を貸して欲しい」とのことでした。80社に断られると、さすがに心が折れます。この時は本当にうれしかったです。
誰でも取れる選択肢ではないですが、「思い切って働く地域を替えるという選択も、就職活動には有効なのではないか」と考えています。