ハローワーク金沢は、金沢市、かほく市、津幡町、内灘町を管轄区域とする公共職業安定所です。地域の総合的な雇用サービス機関として、仕事を探している方への職業紹介や、雇用保険に関する手続きなどを行っています。また、企業向けには求人の受付や、雇用に関する各種助成金の相談・申請窓口の役割を担い、地域社会の雇用安定と促進に貢献しています。専門的な相談コーナーも設けられています。
【管轄区域】金沢市
金沢市は、石川県のほぼ中央に位置する北陸地方屈指の都市です。江戸時代には加賀百万石の城下町として栄え、戦災を免れたことで、当時の歴史的な街並みや文化が今も色濃く残っています。特に兼六園(けんろくえん)や金沢城が有名で、加賀友禅(かがゆうぜん)や金箔(きんぱく)などの伝統工芸も受け継がれています。日本海に面し、豊かな自然と歴史に恵まれた観光都市としても知られています。
●観光業・サービス業
金沢の経済を牽引する最大の柱です。ホテル、旅館でのフロント、コンシェルジュ、客室係、調理師などの求人があります。
●飲食業
和食から洋食まで、多様なレストランやカフェでのホール・キッチンスタッフなどの求人があります。
●小売業
百貨店、商業施設、伝統工芸品店での販売スタッフ。観光客の需要が高く、特に接客や語学スキルを活かせる求人が豊富です。
●商業・金融・行政
県庁所在地であるため、安定した雇用があります。企業の一般事務、営業事務、経理などの求人があります。また、銀行や保険会社などの金融機関、医療機関での求人や、県や市の職員、教員などの求人があります。
●伝統工芸
金沢は「加賀友禅」「金沢箔」「九谷焼」など、多くの伝統工芸が息づく町です。工房での職人見習いや、伝統工芸品の製造補助、販売、体験施設のスタッフなどの求人があります。
●製造業・IT
機械、繊維、食品などの工場での技術者、製造スタッフ、品質管理。近年、IT企業やスタートアップ企業が集積しており、エンジニアやプログラマーなどの求人も増加傾向にあります。
【住所】〒920-8609 石川県金沢市鳴和1-18-42
【電話番号】0076-253-3030(自動音声)
【担当業務】 ※各施設により時間や曜日が設定されています。事前にご確認ください。
●一般的な公共職業安定所の主要業務を取り扱っています。
●職業相談・職業紹介
●求人受付(事業主向け)
●雇用保険関連業務(失業給付の受給手続き、適用手続きなど)
【営業時間】平日 8時30分~17時15分
【営業時間】火・木 8時30分~18時00分
17時15分以降は職業相談(求人情報提供・職業紹介)のみ
【営業時間】 第2・4土曜日 10:00〜17:00
職業相談(求人情報提供・職業紹介)のみ
【休業日】上記以外の土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(通常12月29日~1月3日)
【アクセス】
●JR「東金沢」駅下車、徒歩12分
●JRバス「小坂」バス停下車、徒歩3分
●北鉄バス「[鳴和」バス停下車、徒歩4分
【関連施設・関連窓口】
金沢新卒応援ハローワーク・ヤングハローワーク金沢
マザーズハローワーク金沢
しごとプラザ金沢
ハローワーク津幡
ハローワーク小松
ハローワーク加賀
ジョブカフェ石川:金沢センター
若者サポートステーション石川
ハローワーク(公共職業安定所)は、国(厚生労働省)が運営する、国民の「仕事」と「雇用」に関する総合的なサービスを提供する行政機関です。
就職を希望するすべての人(求職者)に対して、仕事探しから就職、そしてその後の定着までをサポートします。
| 求人情報の提供 | 全国各地の求人情報を無料で閲覧・検索できます。特に地元の中小企業の求人が豊富なのが特徴です。 |
| 職業相談・紹介 | 専門の職員が、求職者のスキルや経験、希望などを踏まえて、適性に合った求人を紹介します。 |
| 応募支援 | 応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方指導や添削、模擬面接、面接対策などを行います。 |
| 就職支援セミナー | ビジネスマナー、PCスキル、自己PRの方法など、就職活動に役立つ各種セミナーを開催します。 |
| 職業訓練のあっせん | スキルアップやキャリアチェンジを目指す人に対し、ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の情報提供や受講あっせんを行います。 |
| 専門的な支援 | 若者(わかものハローワーク)、新卒者(新卒応援ハローワーク)、高齢者(生涯現役支援窓口)、障害者、子育て中の女性など、特定の対象者に特化した専門窓口での支援も行います。 |
失業した方や、育児・介護などで休業する方の生活と再就職を支える公的保険制度に関する手続きを行います。
| 失業等給付の手続き | 雇用保険の基本手当(いわゆる失業保険)の受給資格の決定、失業の認定、給付金の支給などを行います。 |
| 各種給付金の手続き | 育児休業給付金、介護休業給付金、教育訓練給付金など、在職中または休業中の労働者向けの各種給付金の手続きを行います。 |
| 事業主の手続き | 企業(事業主)からの雇用保険の適用や被保険者の資格取得・喪失などの手続きを受け付けます。 |
企業の安定した雇用維持と、労働環境の改善に向けた支援も行っています。
| 求人受付 | 企業からの求人を無料で受け付け、ハローワークインターネットサービスなどで公開します。 |
| 各種助成金の手続き | 雇用調整助成金、特定求職者雇用開発助成金、キャリアアップ助成金など、雇用や人材育成に関する各種助成金制度の相談・申請手続きを受け付けます。 |
| 雇用管理の指導 | 労働関係法令(男女雇用機会均等法など)の周知や、企業の雇用管理に関する改善指導を行います。 |
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※職業相談や求人案件の検索は、お住まいの地域以外のハローワークでもできます。よく行く地域のハローワークもチェックしましょう。
自分の「売り」をアピールして、異業種への転職に成功!
(岡山県岡山市 M.Kさん)
私は東京の短大を卒業後、地元の岡山に帰って就職しました。短大では英語を専攻していたので、英語力を生かしてホテルで働き始めました。ウェディングの部署に配属され、仕事は楽しくやりがいもあり、あっという間に3年が過ぎました。しかし、本当は就職の際、もうひとつ夢がありました。それは「デザインの仕事をしてみたい」ということ。私は英語が好きで成績がよかったため英文科に進学したのですが、「美大に行きたい」という気持ちも強かったのです。
その頃、先輩が夢を追ってホテルを辞め、看護士の道を選びました。そのことがあってから、私も「やり直すなら今だ」という気持ちが強くなり、仕事が終わってから、デザインスクールに通いました。
4年経ったとき、ホテルを退職しました。次の仕事には何のあてもありませんでしたが、希望があったせいか、不思議なほど不安はありませんでした。しかし、現実は甘くありません。広告を作るデザイン業界では、即戦力が求められるため、受けても受けても不採用が続きました。
そこで、自分のアピールポイントを変えることにしました。ただ「デザインの仕事がしたい」という熱意ではなく、ホテルで学んだ接客や営業力をアピールしたのです。デザイナーはただデザインをするのではなく、お客様の意向を汲み取ることも大切です。「お客様の相手には自信があります。まずは営業からでも結構です。ただし、最終的にはデザイナーになりたいです!」と。すると、それから1週間もしないうちに、あるデザイン会社で採用が決まりました。
私のやる気を買ってくれた社長が、他のスタッフの反対を押し切って採用してくれたのです。
それから1年間は本当に大変でした。経験がない分、死にものぐるいで勉強しました。しかし、半年経つ頃には自分の居場所が出来て、ほかの内向的なデザイナーさんより重宝されるようになりました。
私のように異業種への転職は大変です。しかし、きっとどこかに突破口はあるはずだと思います。